Spring Dayについて語りたい
まさか、一発目の投稿内容が防弾少年団もといBTSもといバソタソのコトになるなんて昨日の私ですら予想してなかった。というのも、けーぽっぱー歴はそれなりに長いのですが、バソタソに関しては未だに彼らが何人組のグループなのかもはっきり分からないレベルのド素人です。なので、何かおかしなことを言っていても温かい目で見てください。
そんな、ド素人であり割と保守的な私のハートを見事に打ち抜いたSpring Day。今更かよ感があるのは百も承知です。
初めてこの歌を耳にした時は「ポゴシプタ」から始まった時点で
はいはい。彼女に手酷く振られたけどまだ諦めきれないヤ~~~ツ。これからどうやって生きていこう、彼女無しの人生なんて考えられないヤ~~~ツね。
と勝手に考え歌詞を調べる気なんて全くなかった。大バカ者ですね。(でも、言い訳させてもらうと私の知っているK-POPの大半の曲はこんな感じだからしょうがない。)
しかし、何かの拍子に歌詞を知ってしまったんです。
普通に泣きました。
特に、
「舞い散る雪に僕がなれたなら もう少し早く君のもとに行けるのに 雪の花が散ってゆくにつれ 少しずつ遠ざかっていくのです」
「あといくつ夜を明かせば 君に会えるかな 君に会えるのかな」
の部分の歌詞が本当に好きだ。胸がギュッとなる。
「舞い散る雪~」の部分は手紙を読んでいるような感じがして非常に好きです。
しかしながら、遠くにいる友達に会いたい!という割とプラスの気持ちを歌っているのに、なんでここまで生を感じさせないのだろう。と不思議にも思っていました。
色々調べていくうちに、どうやらセウォル号被害者への追悼ソングなのではないか?という記事を目にして納得しました。
春にまた会いましょう というニュアンスの表現が随所で使われていますが、冬は現世で春は死後の世界なのかな~と勝手に考えてみたり。(妄想は自由)
といった具合で色々知った後に、もう一度聴くと冒頭の「ポゴシプタ」から普通に目頭が熱くなります。
ふとした瞬間に何気なく呟いた「会いたいなぁ」だったんだね。勝手にチープな歌詞だと考えてた自分が恥ずかしい。
個人的に宇多田ヒカル様の「桜流し」やスピッツの「みなと」と同系列の歌詞だと考えています。(どちらもかなり有名な曲ですが、聴いたことがない方は是非聴いてみてください)
歌詞の良さもさることながら、MVのあの感じも好みです。
静かな背景の中に溶け込む青年たち。なぜか、生を感じさせない青年たち。とても好みです。
特にこの方の個人パートが好きです。(しかし、名前が分からない)
錆びれた遊具と青年の構図が死ぬほど好きです。性癖です。
子供の頃に遊園地で感じたワクワク感を大人になった今では感じることが難しい。的な
上手く言葉で言い表せないのですが、少年から青年になる過程を見ている気分になります。または、友達と遊んだ思い出の遊園地という幻想からいつまでも離れられない姿なのかなとも考えてみたり、、、
彼らのファンである知人が「MVは繋がっている」的なことを言っていた気がしたので、ファンの方は全く違う角度でこのMVを楽しんでいるんですかね~?
繋がっている系大好きなんですけど、どのMVから見ればいいのか分からないので手を出せないでいる状況だったりします。